オマーンのこの時期は、通常40度近い灼熱地獄ですが、意外にも、曇りまたは雨が多い日々が続き、朝夕は肌寒いくらいです。年間降水量は100 mm程度ですが、場所によっては一日50 mmも降っています。日本なら大したことないのかもしれませんが、緑のないオマーンでここまで降ると、涸川が氾濫し、結構な被害が出ています。でも地元の人々は、「いい天気だね」とか「ロマンチックな天気だね（何がロマンチックなのかは解りませんが・・・）」とか言って、はしゃいでいます。ここでは、快晴の日は、どちらかというと「悪い天気」です。でも雨が降ると、大渋滞となり、職員が休みがちになるので我々としては困ったものです。また遅刻してきた職員に理由を尋ねると、「昨晩ずーと雷を見ていたから寝坊しちゃった！テヘ。」という始末です。まあなんとも呑気な国民性です。諸事情で休む私も私ですが・・・。

息を吹き返した涸川

普段はこんな感じ