2017.1.6
小林美紀
今回のプロジェクトは、ジャカルタの東、西ジャワ州スバン県パティンバンに新港を建設するための調査です。ジャカルタ北部にタンジュンブリオク港という既存の港があり、コンテナターミナルの拡張工事も始まっていますが、数年後にはキャパシティがいっぱいになる見込みで、市外に新港をつくるという計画です。
パティンバンの場所は有料道路でジャカルタから73kmのチカンペック(Cikanpek)ICで降り、そこから更に国道を1時間ほど走って到着。国道に降りるとはじめは市街地だが、20分ほど走ると一面水田の風景に。
こちらは、港のアクセス道路建設予定地の入り口。今は道路が舗装されていないので、それなりの装備がないと走れない。
アクセス道路建設予定地と平行に走る村道(一部未舗装)をさらに30分ぐらい走って、港の建設予定地へ。
今は車1台ぐらいが通れる桟橋があり、海岸には調査団内で「浜茶屋」と呼んでいるお店が並んでいる。
パティンバン港が完成したら、この辺りののどかな風景が一変するだろうと想像します。
(まだ続く)