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ミャンマー文化プチ体験記

2013.7.22

三島 京子

ミャンマー人のいでたちは、東南アジアの他の国に比べて何かちょっと独特だ。まず、男も女も、ロンジーと呼ばれる長い巻きスカートをはいている。さらに女性は、タナッカーという木の皮を粉にした黄色いおしろいを塗っている。肌を保護するためのものらしいが、一見、美容パックの最中に、忘れてそのまま街に出てきてしまったとしか思えない不思議さだ。

ミャンマー人のマネをしたくて、最初の週末に早速ロンジーとタナッカーを購入。ミャンマー人のつもりになって、パゴタ(お寺)にお参りに行ってみる。が、入口ではしっかり外国人用の入場料金カウンターに案内されてしまう。やはり、なにかが違うらしい。

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マーケットで売られているタナッカーと使用例(モデルはタナッカー売りのおばさん)

 

もう一つ、印象的なのは噛みタバコだ。道端のいたるところにタバコスタンドがあり、葉っぱに石灰をぬって不思議な模様の植物の種を包んで売っている。種には麻薬のような作用があるらしい。噛むと口の中が真っ赤になり、赤茶色のツバを道端にはくことになる。まるで、血のしたたる生肉でも食べたかのようだ。

スタンドでタバコをつくるのをしげしげと見ていたら、お客のおにーさんが、私のために麻薬作用なしのものを注文してくれた。「これは体にいいんだぜ」というようなことを、ミャンマー語で言っている(と思う)。お礼を言って口に入れると、葉っぱのみずみずしい香りと香辛料が口いっぱいに広がった。ふとみると、おにーさんが向こうのほうで片言の日本語を連発しながら手を振っている。「これ、けっこうおいしいね!」と、ジェスチャーで返す。とはいうものの、口の中はすぐに渋い味に変わってきた。教えられたとおり道端の側溝に口の中のものを吐き出すと、みんなと同じ、赤茶色のツバだった。なんだかミャンマー人に、ちょっとだけ近づいた気がした。

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噛みタバコづくりと中に入っている植物の種(ビンロウという植物の種らしい)

 

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